
騒音について考える
お子様がいらっしゃると、走り回ったり、突然叫び出すのは日常茶飯事です。
そしてそれは自然な事です。
では、「だから周囲の住民はうるさくても我慢しなければいけない」かと問われると、そうではないと思います。
高齢者や在宅ワークの方は、平日の昼でも自宅に居ます。
それは当たり前な事でありまして、「だから平日の昼でもトンカンDIYみたいな音を出さないで欲しい。」と言われると対応に困ります。
音を出す方が悪いのか、音を我慢しない方が悪いのか。
それは音の種類や、状況、音量によって判断が変わります。
ここで大切なのが「受忍限度」という言葉です。
受忍限度は、「社会通念上、我慢できる程度は我慢しなさい」という意味ですが、では社会通念とは何か。
社会通念とは常識の事。では常識とは何か。
この「常識」は最後には裁判長が決める事になります。
判例があればそれに準じますが、騒音問題において全く同じ状況・同じ音という事は稀でしょうから、都度、裁判で決める事になります。
耳鳴りに悩まされている方は分かると思うのですが、音は「気にすると大きく聞こえる」ものです。
感覚は人によって違うので、ほとんどの管理会社は「騒音は責任もちません」と謳っていると思います。
騒音問題で警察が動く事はあまり無いので、悩んだ時は弁護士さんに相談するのが一般的です。